限られた1日24時間。あなたはその時間をどのように過ごしていますか?
- 新卒で入社し、仕事のノウハウを必死に覚えながら生活している人
- 24時間子育てに向き合い、自分の時間をなかなか作れない人
- 自分磨きや体を鍛えることに時間を使っている人
-
SNSで素敵な暮らしをする人と比べて苦しくなってしまう人 など…
時間の使い方は人それぞれですが、誰にでも平等に与えられているのが「24時間」です。では、その大切な時間を、あなたはどう過ごしたいですか?
この記事では、**「自分と向き合い、自分の時間を大切にする方法」**を3つのステップでご紹介します。
最初のステップは、自分の現状を知ることです。
私は現在、3人の子育てをしています。毎日のルーティーンに加え、突然の出来事に追われ、気づけば自分のことが後回しに…。その結果、体調を崩してしまうこともありました。
そんな時に始めたのが、「1日の流れを書き出す」ことです。
用意するのは紙とペン、またはPCやタブレットでOK。自分の生活を見える化するだけで、気づきがたくさんあります。
-
平日と休日に分けて書く
-
1日を過ごしながら随時メモする
-
家事や細かい動作まで書き出す
自分を客観的に観察する気持ちで取り組むと、普段気づかない時間の使い方が見えてきますよ。
これは私が専業主婦の時、初めて書き出した1日の流れです。私は、ここをベースに細かい家事を書き足していき、今自分がどんな動きをして生活しているのか把握しました。
1人暮らしの人、家族がいる人、学生や社会人、定年を迎え退職した人、それぞれ違いがあると思います。このように見える化させるとで、どのように過ごしているかがわかり沢山の発見があると思います。
まずは、ここから始めましょう。
次のステップは、自分の生活における「必要なもの」と「不要なもの」を書き出すことです。
必要なもの(例)
- 家族との時間(寝かしつけ、仕上げ磨き)
- 体を動かす時間(事務、宅トレ)
- 自分のためだけの時間(美容院、読書)
- 睡眠時間(7時間) など…
不要なもの(例)
- 人を悪く言うだけの会話
- 価値観を押し付けてくる人との時間
- 衝動買いして使わないもの
- SNSを何時間も眺めること など…
必要・不要を見極めるだけで、頭の中が整理されて作業効率も上がります。
さらに「なぜ必要なのか・不要なのか」を書き添えると、より深い気づきにつながりますよ。
③嬉しいこと、嫌なことを書き出そう
最後のステップは、「嬉しいこと」と「嫌なこと」を振り返ることです。
- 「あの人と過ごした時間が幸せだった」
- 「あの出来事はつらかった」
どんな小さなことでも構いません。嬉しい経験は、これからのあなたを支える力になりますし、嫌な経験は「成長のきっかけ」として未来の糧になります。
私自身も、子どもの反抗期に感情的にぶつかってしまったことがありました。反省する中で、「余裕を持つために時間を工夫することの大切さ」に気づけました。
苦しい出来事も、振り返れば大切な学びに変えられるのです。
ここまでの3ステップをもとに、あなたがこれからどう時間を過ごしていきたいかをまとめてみましょう。
ヒント
- 毎日続けるルーティーンを決める
- 自分の時間は自分でつくる(早起き・隙間時間活用)
- 苦手なことは得意な人に任せる
- 「完璧」を求めすぎない
予定通りにいかなくても大丈夫です。「こんな日もある」と割り切ることも大切です。
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した3つのステップは、思い立った時にすぐ実践できるシンプルな方法です。年末年始や誕生日などの節目に取り組むのもおすすめです。
私たちが生きている毎日は奇跡の連続です。自分がここにいること、家族や仲間がそばにいること、先人が築いた環境で暮らせること——すべてが当たり前ではなく、感謝すべき奇跡なのです。
あなたの時間は、あなた自身が選べるもの。
今日から少しずつ、“本当に大切にしたい時間”を意識して過ごしてみませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。