副業と家族時間を両立する自分らしい働き方

副業・お金

前回は、副業を通じて「自分の人生の主語を取り戻す」というお話をしました。

でも、こんな気持ちも同時に持っていませんか。

「副業を続けたい。でも子どもとの時間も削りたくない」「夫に負担をかけたくない」「家のことが中途半端になっている気がして、なんか罪悪感がある」——。

家族も大切、自分のやりたいことも大切。どちらも諦めたくないから、どちらも頑張ろうとして、気づいたら疲弊している。そういうサイクルに入ってしまっている方は、とても多いです。

私もそうでした。子どもが寝た後に副業の作業をして、睡眠不足のまま翌日の家事や育児をこなして、うまく出来ない自分に「私、何やってるんだろう」と泣いた夜もありました。

そこで気づいたのは、「両立できない」のではなく、「完璧にこなそうとしすぎている」のだということでした。

この記事では、副業と家族の時間を無理なく両立させながら、「自分らしい働き方」を作るためのヒントをお伝えします。

問題の本質:疲弊するのは「両立しているから」ではない

副業と育児を同時にこなそうとしている主婦の多くが、ある思い込みを持っています。

「副業も家事も育児も、全部きちんとやらなければいけない」という思い込みです。

でも現実には、24時間は増えません。

全部を100点でこなすことは、物理的にもメンタル的にも難しいでしょう。それなのに「できなかった部分」に目を向けて自分を責め続ければ、心身ともに疲弊してしまい、悪循環に陥ってしまいます。

両立が辛いのは、副業をしているからではありません。

「全部完璧にしなければ」という基準を下げられていないことが、消耗の本当の原因です。

「自分らしい働き方」を作る3つの視点

視点① 「8割でいい」を意識的に許可する

副業と家族時間の両立がうまくいっている人に共通するのは、「今日は8割でいい」と自分に許可を出す習慣があることです。

夕食が簡単なものでも、副業の作業が予定より少なくても、「今日の自分にできることをやった」と受け取る。完璧ではなく、継続を優先することに意識を向けてみてほしい。

「明日に回せるものは回す」「苦手なものは人に任せる(外注)」「今日やらなくても誰も死なない」——少し乱暴に聞こえるかもしれませんが、このくらいの感覚が長く続けるためには必要です。

8割を毎日続けた人が、100点を出そうとして力尽きた人より、はるかに遠くまで行けます。

視点② 「副業の時間」を家族に見える形で作る

「こそこそやっている」感覚が罪悪感を生みます。副業の時間をあいまいに取るのではなく、「この時間は作業する」と家族に伝えて、ゾーニング(見える形で副業の時間を確保するための仕組みづくり)すると、気持ちがずっとラクになります。

たとえば「子どもが宿題をしている夕方の1時間は私も一緒に作業する」「土曜の午前中2時間は副業タイム」と決めてしまう。ルールがあると、家族も「ママは今はそういう時間」と認識してくれるようになります。罪悪感は、曖昧さから生まれることが多いです。

「隠れてやる副業」より「堂々とやる副業」のほうが、家族にも自分にも優しい。

視点③ 「家族との時間の質」にフォーカスする

副業を始めると「子どもとの時間が減った」と感じて罪悪感を覚える方が多いです。でも、時間の「量」より「質」に目を向けてみてください。

副業のことで頭がいっぱいのまま子どもの隣にいる1時間と、作業を終えてすっきりした気持ちで向き合う30分——子どもに伝わるのはどちらでしょうか。

ママが充実していて機嫌よくいることが、子どもにとって何より安心な環境です。自分を満たすことは、家族を犠牲にすることではないので、あなた自身があなたの機嫌をとってあげてください。

「自分らしい働き方」は、一度作ったら終わりではない

副業と家族時間のバランスは、子どもの成長や家族の状況によって変わります。

「これで完成」という形は存在しません。小学校に入ったら時間が変わる、下の子が生まれたらまたリセット——そのたびに少しずつ調整していくものです。

だから「今の自分に合ったやり方」でいいのです。他の誰かの両立法を完コピしようとすると、自分の生活と合わなくて当然うまくいきません。かえって無理をしてしまうこともあるでしょう。

ヒントは借りてきても、最終的に形にするのは自分自身。それが「自分らしい働き方」です。

正解を探さなくていい。今の自分に合った「マイルール」を少しずつ作っていけばいい。

今日からできる具体的なアクション

  • 副業をする曜日・時間帯を決めて、家族に伝える
  • やることに優先順位を付けて「できなくていいこと」を3つ書き出してみる(手抜きの許可リスト)
  • 子どもと過ごす「スマホなしの30分」を1日の中に意識して作る
  • 「今の自分に合った1日のスケジュール」を紙に書いてみる(理想ではなく現実ベースで)

まとめ:「完璧な両立」を目指さないことが、長く続けるコツ

家族も大切、副業も大切——どちらも本物の気持ちだから、どちらも諦めなくていいです。

ただ、「全部を完璧に」という前提だけは手放しましょう!

8割でいい日があっていい。手を抜く日があっていい。少しずつ調整しながら、自分のペースで形を作っていく。それが、専業主婦が長く続けられる「自分らしい働き方」です。

私もまだ、毎日試行錯誤しています。もちろん失敗なんて数え切れないほどです。

完成した人間ではないけれど、やめないと決めています。

続けてきたあなたへ——今日もここまで読んでくれてありがとうございます。あなたが動き続けていることを、本当にすごいことだと私は思っています。完璧じゃなくていいから、これからも一緒に続けていきましょう

次回は、このシリーズを通じて伝えてきたことを振り返りながら、「これからのあなたへ」というメッセージをお届けします。ぜひまた読みに来てください。

タイトルとURLをコピーしました